インタビュー

“「余裕」と「給料」のパワーバランス”~大規模グループ店だからこそのライフスタイル~

カテゴリー:インタビュー

第40回『玉乱堂』河田さん(42歳)入社8年

『玉乱堂』河田さん(42歳)

思い立ったが吉日

―河田さんは、以前はどんなお仕事をされていたのですか?

かなり昔の話になりますが、普通にサラリーマンをしていました。夜の仕事に関わり始めたのは、サラリーマン時代に知人のキャバクラ経営者から「ちょっと手伝ってくれ」と言われたことがきっかけです。

―最初はお手伝い程度の感覚だったんですね?

そうです。その後、昼の仕事を辞めて、手伝っていた店にそのまま勤め始めた感じです。数年務めた後に、思い立って転職しました。

―キャバクラの方を辞められた理由は?

実はこれと言って明確な理由はないんですよ。給料も良かったし、それなりに楽しかったと思いますし。まあ、強いて言えば……拘束時間ですかね?

―長時間勤務だったんですか?

そうですね。夕方から出勤して開店準備。20時オープンで、終わりが午前3時。その後も事務仕事をやっていたら、なんだかんだ6時くらいになっちゃいますからね。

―基本が13時間勤務! もちろんイレギュラーな事態もあるでしょうから……かなりの労働時間ですよね。

ただ、先ほども言いましたがその分、給料はけっこう貰えてたんですよ。それで折り合いつけてるつもりだったのですけどね……無意識下で、もっと時間的にゆとりのある生活がしたいって思ってたのかもしれません。

―その次に入ったのが、今の『玉乱堂』なんですか?『玉乱堂』河田さん(42歳)

いえ。厳密に言うと、そのグループ店なんですよ。系列でいうと『秘密倶楽部』です。

―『秘密倶楽部』! 創業21年の老舗店ですね!!

正直なところ、私は業界をそんなに知らなくて、求人媒体で目についた良さそうなお店ってことで応募したんです。入社の時点では「ここでやってくぞ!」なんて熱い気持ちは毛頭なく(笑)まあ、正直「キャバクラみたいに時間拘束厳しくないならそれでいいや」みたいな。
はっきり言って舐めていたと思いますよ、この業界を。

―その姿勢が変化したのはいつ頃でしょうか?

いつ頃ですかね。入社して1年した時に『玉乱堂』が新規オープンになって、その立ち上げメンバーになったあたりから……いや、もう少し後かな(笑)

―きっかけなんかあったりします?

きっかけと呼べるほどのビッグ・インパクトはないんですよ。でも、最初舐めてたと言ってましたけど、そこには「どうせ裏では怖い人が経営してんだろ」という一種の恐れのようなものがあったんですよね。「適当にやってる奴らばっかりなんじゃないか」って。それが入ってみたら、スタッフはみんな真剣に店のことを考えている。真面目に社会人らしい常識をもって働いている。それを感じ取って、徐々に「この仕事は、思っているよりもずっと凄いし、面白いものなんだ」って思うようになりました。

―周囲の影響で、少しずつ変わっていった感じなんですね。

熱い気持ちで入ってきたわけではないので、偉そうなことは今も言えない(笑)。でも、今はそれなりに誇りを持って働いているつもりですね。

チャンス到来!

―しかし、入社して1年で立ち上げに関わるって、けっこうな大抜擢だったんじゃないですか?

『玉乱堂』河田さん(42歳)それは有り難く思ってますね。その分だけ苦労は多かったですけど。やっぱり新店ってこともあって、最初は女性求人に苦戦したんですよ。そこにきて、私もスタッフとしてはまだまだ新人でしょ? ぜんぜん人数が集まらなくて大変な思いをしました。1年くらい経ってようやく落ち着いたんですよ。「もう大丈夫」って気持ちになった瞬間の安堵感、忘れられません(笑)

―そう聞くと、だいぶ大変だったように思われますが……。キャバクラの時と忙しさで言えば、あまり変わらなかったのでは?

いや、それがですね……驚くほど違ったんですよ。というのも、やはり大型グループ店とあってスタッフの人数が多いし、勤務体制がしっかりしてたからなんです。

―なるほど! ちなみに給与面について前職と比べていかがでしたか?

実は入社した当時、給料が10万円くらい下がっちゃったんですよね。でも、そこに何も思わなかったのは、この転職のお陰で「余裕」が生まれたからだと思います。

―「余裕」。それは、時間的な余裕ということでしょうか?

それだけではないですね。時間の余裕が生まれると、必然的に精神的にも余裕が生まれますから。前職では、本当に眠る以外に何もすることができなくて……しようとする気力もない。まあ、本質的にそこまでアクティブな人間じゃないんですけど(笑)今は、家でゆったり過ごす時間もあれば、外に出て色んなことを楽しむくらいに元気ではありますから。

―確かに、金銭面での余裕はあったんでしょうけど……。

まあ、使い道はなかったですね。加えて言っておくと、前職よりも給与が低かったのはもう8年前の話です。それなりにキャリアを積んだ今は、ちゃんと前職越えを果たしていますよ(笑)

―ハッ!失礼しました。そりゃ、そうですよね、入社8年ですもんね……。

いえいえ(笑)現在は一応、幹部というか、店全体をまとめるような、それなりの立場に就いています。

―ちなみに不躾な質問ですが、お給料はいかほどに……?

(笑)ストレートな質問ですね! 明言するのはちょっとイヤらしいのでボカしつつ(笑)

引っ越したばかりの1LDKのマンションの家賃×6くらいといったところでしょうかね……。

―おお…っ! 1LDKの家賃がいかほどかは不明ですが、それなりの金額と思われます! さらにイヤらしい質問ですが、生活レベルって変わりました?

いえ……それが、車を買ったくらいで特にこれといっては。コンビニ弁当食べますし、服も昔のものを未だに着てるくらいでして(笑)まあでも、金銭的にもいざという時に使える「余裕」は感じています。

『玉乱堂』河田さん(42歳)

―つまり今は、さまざまな意味での「余裕」とそれに見合った「給料」のパワーバランスが取れた状態なんですね。

そうですね。このバランスを取りやすいのが『玉乱堂』で働く魅力だと思います。先ほども言いましたが、大型グループ店というのは、一般的な会社と同じような働き方ができるんです。就業時間内はきっちりと仕事をし、プライベートも満喫できる。理想のライフスタイルが実現できる環境だと思います。

―では、最後に読者の方にメッセージをお願いします。

私が最初そうだったように「一旗上げてやる!」なんて強い気持ちは持ってなくてもいいと思います。目の前にある仕事に真摯に取り組む姿勢さえあれば、問題ありません。大型グループ店ならではの強みを持つ弊社で、ぜひ一緒に働きましょう!

―ありがとうございました。

Interviewer もちづき千代子

編集・ライター。コンテンツ制作スタッフとして数々のジャンルを渡り歩いてきたフリーライター。業界に関わる様々な人々との広~いコミュニティを持つ。
Twitter:@kyan__tama
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