“「なにより人間味が大事!」”~ひとりの社会人として~

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第48回『YESグループ札幌』代表/岩淵さん 入社8年目

札幌生まれの札幌育ち。北の大地で生きてきた岩淵さんですが、職歴は意外と紆余曲折。10代の時から続けた建築業を退職し、飲食店アルバイトで貧しい日々を送り、その後とある縁で現在の仕事に辿り着いたのだとか。そんな彼の仕事に対するモットーとはいったい何か?そして、心から実感している『YESグループ札幌』の素晴らしさとは……?

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衝動的な転機!

―岩淵さんは『YESグループ札幌』に入社して何年になりますか?

もう8年になりますね。実は私、この業界はここが初なんですよ。

―そうなんですか?では、以前はどんな仕事をされていたんでしょうか。

10代のころは建築業でした。7年くらい従事してましたね。でも25歳の時、仲の良かった先輩から「もう辞める!」って言われて。一緒に辞めてしまったんですよ。

―えっ! それは、突発的に?

突発的というか、衝動的というか。その先輩がいなくなるなら、ここに居ても意味がないなぁって思っちゃったんですよね。特にその後、なにをするかも決めてませんでした。

―7年続けた仕事をあっさりと辞められて……その後はどうされたんですか?

とりあえずってことで、飲食店でアルバイトしてました。この時期はなかなか金銭的に厳しかったですね。給料は月17万くらいで、生活はできなくはないけれど贅沢はできないって状況でした。

―この時、食生活はどんな感じでした?もしかして、かなり貧しかったのでは?

いや、そんな超貧乏みたいな生活ではないですよ(笑)でも節約のために毎日そうめん食べてましたね。あと、小麦粉を水に溶いて焼いて、マヨネーズをつけて食べるみたいな……。

―出た!それ、お好み焼きモドキですね!

そうです、そうです。その当時はあんまり意識してなかったけど、これかなりの貧乏めしですね。1食何円の世界だ(笑)で、そんな生活から抜け出るきっかけが『YESグループ札幌』への就職だったんですよ。

―どういうきっかけでここに勤めようと思ったんですか?

実をいうと、さきほど話に出てきた建築業での先輩、彼が『YESグループ札幌』で働いてたんですよ。

―なんと!あの先輩が、建築業を辞めてビックリ転職をしてたんですか!?

そうなんですよ。私が飲食でアルバイトしてる間もしょっちゅう会ってまして。仕事のこととか色々聞いてたんです。そんな折に先輩がまたも「もう辞める!」って。私はちょうどそのタイミングで入社させてもらいまして。言ってみれば先輩の身代わりだったんですね(笑)

―すごい流れですね!正直、この業界で働くことに抵抗はなかったんですか?

まあ、先輩から事前情報はあったんである程度のことは理解してました。実際、入ってみても先輩から聞いていた通りでスンナリと馴染めた気がします。

―ちなみに前職では17万円だった月収ですが、『YESグループ札幌』での初任給はお幾らほど?

見習い社員……まあ、研修期間中ってことですが、その時は24万円でしたね。当時の私としては、初任給で7万円も上がったんで万々歳でしたよ。

―なるほど……では、そこから8年経った現在はズバリどれくらいですか?

その時のインセンティブによるのですが、今まで最高額で70万円ですね。インセンティブがまったくない状態だと35万円です。

―ということは、インセンティブがかなりの額を締めてるってことですよね。

だからこその遣り甲斐はあると思ってますよ。やったらやっただけ貰えるってことですから。お陰様で『YESグループ札幌』に入ってからは、スーパーで値段をまったく見ずに商品を買えるまでになりました(笑)服なんかも、昔より数ランク上のお店で買えてますね。大きな買い物としては、3年前に車を購入しています。

img_int_yes-g_iwabuchi02理解のある環境!

―かなり生活レベルがランクアップしたんですね!やっぱり会社には感謝してますか?

もちろんですよ。ただ、金銭面以上に「ここで働けてよかった」と思えることが多いのが嬉しく感じるんですよ。実際はそこに最も感謝してますね。

―具体的には?

なんていうか、この会社って人間味がすごくあるんですよ。失敗した人に対して「ダメ」じゃなくて、なぜダメだったのかを一緒に考えたり、手を差し伸べてくれたりする温かさがあるんです。上層部の人たちが、「会社は従業員あってのことだ」と理解してるんですね。そういった意味で、ここ以上の会社に出会うことは今後ないとすら思っています。

―なるほど。岩淵さん、『YESグループ札幌』に骨を埋める覚悟が……

正直、ありますね。ここが一番だと思ってますから。社員の家族を大事にしてくれるところも、今後の人生にかなりプラスになるんじゃないかと。家庭の都合に合わせて休みを優遇してくれたりするんですよ。小さい子どもがいる社員にとって、こんなにありがたい事はないでしょうね。

―『YESグループ札幌』に惚れ込んでいるといっても過言ではなさそうな岩淵さん(笑)あなたにとって、今後の目標とは?

若いスタッフの育成ですね。と言っても、私のように『YESグループ札幌』に固執する必要はないんですよ。ここの仕事でのノウハウだけでなく、別の職種に転職することがあったとしても充分に通用する人間力を磨かせてあげたいんです。

―経営者としてというよりは一人の社会人として、スタッフたちを成長させてあげたい、と。

そうですね。例えば、私のモットーは「ありがとうを伝える」ことなんです。スタッフ同士だけでなく、キャストにも、もちろんお客様にも。店の社訓にしてるくらい徹底させてるつもりなんですが、これが最初のうちは簡単なようでできないことが意外と多い。でも、これを心に留めておけば『YESグループ札幌』の中だけでなく、もっと広い世界でも正しい社会人として働いていけると思うんですよ。

―最後に、これを読んでいる方にメッセージをお願いします!

泣いても笑っても人生は一度きり。お金のない人生よりは、ある人生の方が豊かに過ごせると思います。やってみたいと少しでも感じたのであれば、チャレンジしてみてください。

―ありがとうございました!

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Interviewer もちづき千代子

編集・ライター。コンテンツ制作スタッフとして数々のジャンルを渡り歩いてきたフリーライター。業界に関わる様々な人々との広~いコミュニティを持つ。
Twitter:@kyan__tama