【ナイトワーク業界で社員寮完備は魅力的】メリット・デメリットは?

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【ナイトワーク業界で社員寮完備は魅力的】メリット・デメリットは?

ナイトワークの求人では「寮完備」と謳っているところも少なくありません。とりあえず住むところを確保できる点ではうれしい部分ですが、ナイトワーク業界の寮というのはどういったものなのでしょうか?
今回は、ナイトワークの寮の実態や利用する上でのメリット、デメリットについてご紹介しましょう。

寮の形態は主に2タイプ

【ナイトワーク業界で社員寮完備は魅力的】メリット・デメリットは?

ナイトワークの寮はアパートやマンションの一室など、一般の賃貸物件の部屋をお店やオーナーの名義で借り上げる「ワンルームタイプ」と、お店が用意する「激安・無料タイプ」の2種類。どちらとも家具家電や寝具といった、生活に必要なものはそろっています。

ワンルームタイプは普通のアパートやマンションの一室を、1日あたり3,000円~4,000円の寮費で利用できるというもので、ごく普通の一人暮らしと変わりがありません。

お店が用意するタイプの寮は、お店名義のマンションやアパートの一室を利用する点は変わりありませんが、一部屋を複数人で使用するのが主流です。部屋の作りは、室内をカーテンやパーテーションで区切ったり、2段ベッドが複数設置してあったりなどさまざまですが、完全な共同生活なのでプライバシーの確保は難しいと言えるでしょう。

寮のメリットとは?

寮のメリットは、やはり住む場所を手っ取り早く確保できるという点。仕事を始めるにあたり、とりあえず住所が必要になりますが、お金がない状態で住むところの確保はなかなか大変なものです。そうした人にとって、空きがあれば入居審査もなく即入居もできる寮は、ありがたい存在と言えるでしょう。
家具家電や寝具も揃えてあり、電気・ガス・水道などの手続きも不要。入るのも出るのも簡単で、一般賃貸のような煩雑さはありません。
また寮は勤務先の近くに確保してあることが多いので、通勤に便利なのもメリットと言えるでしょう。

寮のデメリットは?

デメリットは、ワンルームタイプは決して安くはないという点です。1日あたり3,000円の寮費だと、1か月使用すれば9万円になります。家具家電・寝具つき、水光熱費込みであっても決して安くはありません。
また寮の使用にあたり、勤務シフトに条件が付けられることもあります。
共同生活タイプの寮ではプライバシーはないものと考えましょう。同室の人と合う・合わないによって住環境は大きく左右されますし、タバコや生活音といった面でも我慢を強いられることは少なくありません。
寮のカギはお店も持っているので、盗聴などのトラブルのほか、勝手に室内に入られる可能性もゼロではないので、神経質な人には寮生活は不向きと言えます。

寮の利用が向いている人は?

寮の持つメリット、デメリットから考えると寮の利用に向いている人は、出稼ぎなどで短期利用したい人、出てきたばかりでとりあえず住む場所が確保したい人など、長く利用する予定がない人に向いています。
男性従業員の場合、寮生活の間は半人前扱いされることも多いので、一人暮らしが可能になるまでの「とりあえずの住処」ととらえるといいでしょう。
逆に住む場所が自分で確保できる場合は、寮を利用するメリットよりデメリットのほうが上回る可能性もあります。

寮にはメリットもありますが、デメリットもあります。ナイトワークはしっかり働けば一人暮らしをするには十分な収入を得られるので、寮に入るなら一時しのぎのつもりで利用するのがおすすめです。