これも立派なボーイの仕事! 女性キャストから受けた相談の上手な聞き方

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これも立派なボーイの仕事! 女性キャストから受けた相談の上手な聞き方

ボーイという仕事をしていると、女性キャストから悩みごとなどの相談を受けることもあります。女性キャストのモチベーションを高め、やる気を引き出すこともボーイの仕事の1つ。相談にのってあげることも、もちろん仕事のうちといえるでしょう。
とはいえ、相手は異性である上にお店の大切なキャストです。ヘタをするとかえって事態を複雑にしてしまうこともあります。上手に相談にのるためには、どんな聞き方をすればいいのでしょうか。今回は、キャストから相談を受けたときの、上手な聞き方をご紹介いたします。

女性キャストから受けた相談の上手な聞き方

・相手の感情に寄り添う
話をリードするのはボーイ側でも問題ありませんが、相手の本心や考えには必ず尊重するようにしましょう。相談をされたら、まずは相手の状況を正しく把握するようにして、共感をするところから始めるのがポイントです。
ここで大切なことは“仮に自分の意見が違っても受け入れてあげる”ということです。
相談をしているキャストは、悩みや問題を抱えていても、実際にはすでに解決策すら見えている場合があります。
女性の相談の多くは、同調を求めるためのもの。「こう思うでしょう?」「これでいいよね?」と相手に相談をした上で、「そう思うよ」「それでいいと思うよ」と同意して欲しいのです。
そのため、女性の意見に否定をしてしまうと「この人は私を理解してくれない」と機嫌を損ねられてしまうこともあります。こうならないためにも、まずは共感をするところから始めましょう。

・自分も一緒だよと伝える
状況にもよりますが、もし可能であれば相手の意見に同調した上で、さらに自分の悩みも打ち明けるとキャストの心を動かすことができます。
多くの女性は、誰かに共感してもらうことを嬉しいと感じるもの。そのため、「自分も似たような経験があるから、その話に賛同できる」と伝えることで仲間意識が生まれ、心を開いてくれるのです。
「自分はあなたの味方です」「本当にその気持ちがわかります」と同調しながら相談にのってあげましょう。

・「金銭的な相談」には要注意
キャストの悩みの中には、金銭的な相談をしてくる方もいます。そんな中でもとくに気をつけたいのが「具体的な援助を要求されたとき」です。
万が一、無理な金額を請求された場合は、その話を受けると自分が問題を抱えることになりますが、真っ向から拒否をすると関係にヒビが生まれてしまいます。
そういったときは自分の金銭的な状況を正直に話し、「本当に申し訳ないが援助は難しい」とやんわり断ることが大切です。
ボーイはキャストの相談を受けることは多いですが、内容が金銭の場合はある程度の距離感を維持する姿勢も重要になります。

・解決策を提示しない
キャストから相談を受けたときには“こちらから解決策を提示しない”ということもポイントの1つです。前述したように、女性は共感を求めるため「私たちは同じ境遇にいる」と思ってもらうことが大切。具体的なアドバイスをすると、「あなたと私は違うの」と思われて関係が悪化してしまうことがあります。
そのため、こちらから解決策は決して見出さずに、キャスト自身で問題解決ができるように工夫をしてあげることがポイントです。

女性キャストから受けた相談の上手な聞き方

女性キャストから受ける相談といっても、内容はさまざまです。
「前髪を切ろうか悩んでいる」「今度○○を買おうと思うんだけど」など、世間話程度の気軽で前向きな相談の場合は、ボーイとしても気軽に回答することができますが、問題となるのは“ネガティブな相談”です。
キャストが悩んでいるときに配慮のない発言をしてしまうと、余計に雰囲気が悪化してしまい、キャストのモチベーションに悪影響を及ぼす可能性があります。
キャストの深刻な悩みにきちんと対応するためにも、相談を受けるときのポイントをおさえておきましょう。