ボーイの面接で聞かれる「志望動機」には、どう答えるべき?

カテゴリー:面接

ボーイの面接で聞かれる「志望動機」には、どう答えるべき?

どの職種にも関わらず、採用面接では志望動機を聞かれます。では、ナイトワークのボーイの場合はどう答えるべきなのでしょうか?
今回は、採用側がなぜ志望動機を聞くのかを踏まえ、面接担当者に響く志望動機の答え方を探ってみましょう。

採用担当者が志望動機を聞く理由

ナイトワークに限らず、採用担当者は面接で必ず応募者の志望動機を聞きます。これは純粋に「どういうつもりでうちを選んだのか?」という確認もありますが、それと同時に応募者の答え方を見ていると言っても良いでしょう。
どんな仕事でも、採用後に「こんなはずではなかった」とすぐに辞められてしまっては困るので、採用するなら長続きする人のほうが良いと考えるのは当然のことです。面接担当者はその目安として応募者がどれだけ仕事やお店に対し熱意を持っているか、この人ならどんな働き方をしてくれそうか、という点を志望動機の答え方で確認します。

つまり、志望動機は「仕事が大変でも頑張れる理由を持っているかどうか」を見極めるための質問なのです。

接客に興味がある・接客が好き

ボーイの仕事は受付、会計といった接客業務のほか、開店や閉店準備、備品やキャストの勤怠管理など、お店の管理運営に必要な業務を担当します。トラブルが生じた時にはお客様やキャストの間に入って調整するのもボーイの役割なので、ボーイには高いコミュニケーション能力とホスピタリティが求められます。
そのため、「接客に興味がある」「接客が好き」という人は採用側から見て評価が高まるアピールポイントです。経験がある人はどんな接客をしていたのか、未経験の人は「接客方法を学んで一流のマナーを身に付けたい」など、やる気をアピールしましょう。

業界に興味がある

業界に興味がある、というのも採用側からすると評価できるポイントです。興味を持つことは、やる気やモチベーションにつながるので、仕事覚えも業務の意味の把握も早くなるからです。業界全体に興味を示すのも効果的ですが、店長になりたいといった上昇志向を語るのもやる気アピールに効果的です。

お金が欲しい場合は目標を示す

ボーイの面接で聞かれる「志望動機」には、どう答えるべき?

ナイトワークの場合、給料の高さも魅力の一つです。同じ時間働くなら少しでも良い給料が欲しくてナイトワークに興味がある、という人も少なくないでしょう。もちろん、「お金が欲しい」も立派な志望動機の一つですが、単純に「お金が欲しいからです」というのは志望動機としては少々弱め。面接担当者は、やる気があるかどうかを見ているので、お金が欲しいのならその理由まで話して欲しいと考えています。
「欲しいものがある」「家族へ仕送りが必要になった」など、お金が欲しいことが志望動機なら目標も明確に示すと、面接担当者も納得できます。

お店のどこに共感して応募したのかを入れる

コミュニケーション能力ややる気アピールをしても、「説得力に欠けそうだ」と思った時は志望動機に「お店のどこに共感したのか」ということを入れると効果的です。
業界全体でボーイは人手不足のため、求人件数も多めです。お店としては「なぜ他の店ではなく、うちだったのか?」ということも知りたいポイントの一つ。
また、採用後にお店になじんで仕事を続けてくれるかどうかも見極めたいポイントなので、お店に共感している人のほうがなじみやすいと判断します。

面接では「採用後、仕事が勤まりそうかどうか」を見ているので、志望動機ではボーイをやりたいと思った理由だけでなく、仕事に対するやる気をアピールしましょう。熱意がある人のほうが長続きする可能性が高いので、面接担当者に響きます。